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なぜ日本人は「ネイティブ並み」じゃない英語が恥ずかしいのか

伝えたい事があるから英語が変わる。

英語アウトプット パーソナル・トレーナーの宮本菜穂子です。

英語を話すときになぜ「スラスラ話せない」=「英語が話せない」と思ってしまうのかを考察しました。

まずは、自分の周りを見てみてください。

「日本語ネイティブ」ばかりではありませんか?

日本に住んでいて、「母国語としての日本語話者でない人」が「珍しい」環境にありませんか?

「日本語上手ですね、」と(自分では褒めてるつもり)でマイノリティー扱いして見ていませんか?



Ethnologueのサイトによると、日本語は世界で話されている言語として、トップ10にも入っていません。

母国語話者:1億2600万人外国語として 100万人の話者がいるマイノリティーの言語です。

一方、1位の英語は、12億6800万人そのうち母国語として英語を話す人: 3億6000万人

つまり、9億人強が「母国語ではない」英語話者なのです。

参考文献: Ethnologue: Top 10 most spoken languages, 2020

Statistica: The most spoken languages worldwide in 2019

日本語と英語、真逆の現象が起きている事にお気づきでしょうか。

母国語として使っている人が圧倒的に多い、日本語。

外国語として使っている人が圧倒的に多い、英語。

学生時代、学校の英語の先生は自信を持って、自分の発音で英語を教えていましたか?「リスニング・音読」はアメリカ人の声の入った音源を先生が流しているのを聞いて、練習させられませんでしたか?

(別に学校の先生を責めたりするつもりではありません。

教育者として手元にあるベストな教材を使って、生徒たちのために最良の勉強方法を提供するために、日々試行錯誤されているのは、元教育実習生として、身をもって体験しているつもりです。)

1.)日本語を母国語として話せない人が周りにいない。つまり、母国語でない人が話す日本語に触れていない。

2.)学校の英語教育で「アメリカ人の英語が目指すべき英語」と刷り込まれた。母国語でない英語で話す人を見たことがない。

日本人は、真面目、真剣、ちゃんとしたいと思う、とてもまじめなお国柄。この環境では、「ネイティブじゃない人が、その言語を自分なりに使って一生懸命発言するのは、珍しいし、恥ずかしい。」

⇒「あの学習教材の英語並みに話せない私は英語が話せない。」と思うのは、至極自然なこと。


それが原因で、英語で話す事を躊躇していませんか?

間違える事に過剰に敏感になっていないでしょうか?

もう一度言います。

母国語として使っている人が圧倒的に多い、日本語。

外国語として使っている人が圧倒的に多い、英語。

しかも、英語を母国語としている国でも、様々に方言があります。

ましてや、母国語じゃない英語は、何かしら、方言のように母国語が混ざっている英語になります。

(イギリス英語、アメリカ英語、オーストラリア英語、どれも独特です。)

フランス語訛りの英語も、ピッチ、母音の音、子音の音(例えばTHがSに変換される)

それでもかまわず、自分の言いたいことがあるから、訛っていても、英語でアウトプットしているのです。

とはいえ、それが分かっていても、マインドなんてすぐ変わりません。(だったら誰も苦労しないって…) 間違えながらも、発話して、ちゃんと伝わっている、という実感が持てれば、自信に繋がります。 エンタメ業界の用語を使って、人の前で英語を話すのが恥ずかしい。自分の英語が伝わる英語なのか、実証実験してみたい。 自分の英語でアウトプットして、英語に自信を付けて行きたい。 そのお悩みを一緒に考えて行きませんか? パーソナルトレナーとして、最初から最後まで一貫してお手伝いいたします。


まずは第一歩。

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詳細は下記までお問合せください。 ホームページ:https://naonaocoms1205.wixsite.com/showbiz FBページ: https://www.facebook.com/EOPT-for-Showbiz-101626275129980 エンタメ英語アンテナに引っかかった色々な原石を紡いでいます。

インスタ・ピンタレスト・ツイッターの原石は、自分なりに和訳もしています。

ぜひ、前向きな英語集、私個人が「こんな言葉、知らなかった!いつか使ってやろう!」と狙っている言葉たちをちらりと覗きに来てください。

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